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「折々のうた」

朝日新聞で掲載されてきた「折々のうた」が本日最終回を迎えました。
1979年1月25日から 何度か休載期間をはさみ、足かけ29年の長期連載だったということです。
私は熱心な読者というのでもありませんでしたが、当たり前のようにあったものが無くなるというのは寂しく残念です。

この「折々のうた」に掲載されたことから知ることができた素敵な歌の中でも 特に印象深いのは去年このブログでも記事にした日向輝子さんの歌。
記事にしたことがご縁となり、うれしいことに探していた第一歌集「綺想曲」(不識書院版)が 今は手元で好きなときに好きなだけ開くことが出来るようになりました。
私の中に強烈な印象を残した一句をご紹介します。(^^)

   
   充たされても盈ちゆかぬもの形みせず百鬼夜行の列にまぎるる


歌集を手に取るとほかにも気になる好きな歌がたくさん出てきます。


   ためらひなく選びしものを分岐点に立ち戻ること夢に幾たび


   かたちばかりに豆撒きにけりわが裡に棲みゐる鬼の吐息聞きつつ



こうして「折々のうた」を通じて言葉の力を感じる機会を持つことができたこと。
新しい出会いの機会を持つことができたこと。
大岡 信さんに感謝とともに お疲れさまでした。
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by green-gurin | 2007-03-31 21:26 | 四方山話 | Comments(0)

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