冷たい雨の日に
2008年 11月 22日
11月21日にサラが逝ってしまいました。
まったくなついてくれなかった。
いつも警戒されていた。
ちょっとほっこり?
私が作った猫ベッド使ってくれてます。^^v
2月17日雪の降る日に保護してから、ほんの9ヶ月の家猫生活でした。
サラに断りなく勝手に保護して家猫にしたけれど、
はたしてそれがサラの幸せにつながったのか。
いつも2階の狭い暗いところに隠れていることが多かったサラ。
気候が良いころには、ベランダで日向ぼっこしたりしていたけど
それと知らずに鉢合わせすると、たたたたっと、また納戸やクローゼットに隠れてしまっていた。
ご飯もすぐ近くで見ていると食べなかったし。
居なくなったと思ったら食べ始め、フェイントでまた見ると食べるのやめて隠れてた。
嫌われてはいないと思うけど、人間がこわかったんだろうな。
無理強いは、負担になるとあえて深追いしなかったし。
人間が誰も居ない昼間には、のんびり自由にしてくれてたかなぁー、
それでも家の中のあちこちにサラの思い出がいっぱいで
今日も洗濯物を干しながら泣いてました。
忘れることはないけれど、気持ちが落ち着くまでにもう少し時間が必要です。
あの日は、朝、少し日差しがあったので
2階南側の陽のあたる部屋で敷布団の上にアンパンマンの毛布を敷き、アンパンマンのタオルケットを肩まで掛け、枕元すぐ横に大好きな魚缶とお水をたっぷりトレーに乗せておいていました。
夕方、仕事を終えた時に家に電話をして子供にサラの様子をきくと
「もう駄目かもしれへん。はよ帰ってきて。」という。
家に着くと、すでに息を引きとってい、少し硬直も始まっていた。
上半身を動かし、トレーの水を飲もうとしていたのか、それとも偶然か・・・
布団に斜めになった格好でトレーに吐血して横たわっていた。
一人っきりで逝かせてしまったことに、深い後悔があるのと
反対に私がそばに居ては、サラはますます落ち着かなかったことだろうかと。
お水を飲みたかったんだろうな。
夜のうちになんとか無理してでも口に水を含ませて湿らせてあげるだけでも
良かったんじゃないだろうか。
サラにしたことと してやらなかったこととの後悔が今も涙になってしまいます。
お別れの時、大きなダンボール箱を用意したけど
体を納めることができず、結局、私が作った大きいほうのベッドで
旅立って行きました。
サラ、生まれ変わってもまた逢いにきてね。
by green-gurin
| 2008-11-22 23:52
| サラ